年賀欠礼の挨拶状

今日の天気 雨



冷たい雨が降っています。今日は寒い一日になりそうです。
そろそろ年賀状の受付が始まります。毎年のことで、年末が近づいてこないとやる気が起きません。今年こそは早めに準備をして余裕のある年末を過ごしたいものです。
今日は雨が降ってそのうえ寒い日は年賀状の準備には持って来いの日です。と、思ってパソコンに向かいましたが、一向にその気が起きません。今、別なことをパソコンでやっています。


年賀欠礼の挨拶状」が今年も沢山届きました。友人の親が亡くなった、兄弟が亡くなったから来年の新年の挨拶を失礼するというものです。悲しい出来事です。人間は必ず死ぬとは分かっていても悲しいことです。
今年早々に亡くなったという挨拶状もあります。そろそろ忘れかけていたところで「年賀欠礼の挨拶状」を出状するのは、又、亡くなった方を思い出し悲しみが沸いてきたのではないかと思います。
親、配偶者、子の喪中期間は亡くなってから1年間と言われています。その間は慶事などの華やかな席への出席は控えるのがマナーのようです。そんなこともあり「年賀欠礼の挨拶状」 が来るのですね。


「あけましておめでとうございます。今年もよろしく」と友人に新年の挨拶をしました。「あけましておめでとうございます」と友人から返事が返ってきました。挨拶をしてから「アッ」と思いました。昨年、友人のお母さんが亡くなって「年賀欠礼の挨拶状」をもらっていたのです。そのはがきには「喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます」と書いてありました。
新年の挨拶は誰にも同じ言葉を繰り返していますから、つい、うっかり友人にも「おめでとう」と挨拶してしまったのです。
僕が友人に挨拶をしたときに「喪中につき新年の挨拶を失礼させていただきます」という返事をしなかったところに、友情を感じました。でも、こんな挨拶をする人なんか見たことがありませんけどね。