今日の天気 朝方雷そして雨、後曇り。



しばらく振りの日記です。もう、何日ご無沙汰したでしょうか。「アイツ、とうとうこの世を旅立ったのか」と思われたかも知れませんね。でも、すぐ忘れておしまいでしょうから、あまり気にしていません。「まだ、この世にいるんですよ。残念でしたね。でも、いつかこの世とオサラバしなくてはいけないですから、今からでも遅くはありません、お香典の積立をしておいてくださいね。上限はありません」


今朝早くに起きてメールの作成をしていましたら、雷が鳴り出しました。「ピカッ」と閃光が走りました。そうして物凄い音で「ゴロゴロ」。近頃では珍しい雷鳴です。そのうち近くで「バシッ」という音がしたと思いましたら、パソコンの電源が一瞬切断。アッという間にメールが消えてしまいました。雷が鳴ったらパソコン操作は中断したほうが良いと分かっていたのですが、「マッ、良いか」と言うことでそのままパソコンを操作していました。又、最初から作り直しです。


又、落雷で停電してはと思い、雷が遠くに去るのを待ちました。僕がまだご幼少の頃、雷がなると怖くて押入れの中に入って布団の中で早く雷が去るを待っていたことを思い出しました。時には怖くて涙を流したこともありました。又、母上の胸の中で涙を流したこともありました。そんな健気なときがあったことを思い出し、今は誰もいない部屋の中でシクシクと泣きました。雷が怖くて泣いたのじゃありません。


雷と言えば
美津江「おとったん、こわーい!」
竹 造「こっちじゃ、こっち。美津江、はよう押入れへきんちゃい」
竹 造「なにをしとるんね、はよう座布団をかぶって下段へ隠れんさい」

竹 造「なにをぐどりぐどりいうとる。はようこっちへ・・・・(閃光に)ほら、来よったが!」
美津江「(押入れに入り込みながら)・・・・おとったん!」
と、いう 井上ひさし著「父と暮らせば」(新潮文庫)を思いだしました。
雷は何処でも嫌われものです。書棚からこの本を引っ張りだしてしばらく読んでいました。雷がこわくて気を紛らわそうとしたのではありません。この本を読み終えたら又、シクシクと泣いてしまうかも分かりません。