ガチョウ様

今日の天気 曇り時々雨


ガチョウ様

すでに暦は7月です。卵を抱えてから一ヶ月以上経とうとしていますが、今年も残念ですが孵化する気配は感じられません。もう、あきらめるより仕方がないのでしょうか。いやいや、あきらめるには早すぎるということで、まだ、ガチョウ様は残り少ない卵を抱いていますね。僕が最初、ガチョウ様の巣を見たときびっくりしました。こんなに沢山卵を産んでガチョウ様一羽で卵を抱くことができるのか心配でした。初めのうちはガチョウ様だけで卵を抱いていましたが、そのうちお仲間が2羽助けに来てくれました。ガチョウ様のお仲間は代わる代わるきてくれました。ガチョウ様のお家のご事情はガチョウ様に悪いから聞きませんが、このお仲間というのは第二夫人、第三夫人というのでしょうか。卵の数からガチョウ様だけで生んだと思われないからです。どうも余計なことを考えてしまったようです。



先日、久しぶりに公園に行きました。暑い、暑い日でした。子供たちが元気に遊んでいました。しばらくガチョウ様にお会いしていなかったので、その後、どうなっているかお邪魔させていただきました。元気な赤ちゃん鳥が巣の近くで泳いでいるかと期待していったのですが、それどころではなかったですね。あんなにあった卵はどこかに消えてしまって、巣の中はきれいになっていました。でも、卵はまだあるのでしょうか。ガチョウ様と数羽がまだ卵を抱いているように見えました。悪いからこれも見て見ぬ振りをしたのですが、なんか卵の奪いあいをしているように見えました。「この卵は私が産んだものだ。だから卵を抱かせてよ」とかなんとか言っているようにも見えました。生んだときに卵に印をつけておけばよかったのに。


昨年も卵を沢山産みましたね。そして毎年同じことを書かせてもらっています。「沢山の卵を産んだ」・「一羽も孵化しなかった」と。今年もまた同じことを書かないといけないのでしょうか。それとも今抱卵してのが孵化するでしょうか。昨年も「もう諦めたらいかがですか」とガチョウ様に申し上げましたが、それでも諦めないで卵を抱いていました。母親ってすごいなぁと感心したものですが、ある日、ガチョウ様は池を泳いでいましたね。巣には卵があるのに。卵を抱くのを放棄したのです。無責任な母親の態度に憤りを覚えました。今年も同じ態度をとるのでしょうか。卵を抱いてから一ヶ月以上も経ち、孵化しないということは、残念ながら今年も期待はできないですね。