「デジカメ」の謎

今日天気 晴れのち曇り


夕方になってきましたら雨が降りそうな感じです。いよいよ梅雨の時期です。いやですね。
今、袖ヶ浦公園では花菖蒲が咲いています。この花菖蒲、意外と短期間に花が萎んでしまいます。萎んだ花を公園を管理するオバサンさんたちが毎日摘んでいます。「菖蒲園」は広いから大変な作業です。


今日の天気予報では午後から曇り、そして雨になるとのことでしたので公園には朝早く行ってきました。午前六時です。でも、こんな早い時刻でしたがもうすでに何人かの人が公園を歩いていました。そして菖蒲園にも何人かの人が花菖蒲の写真を撮っています。カメラには望遠レンズをつけて遠くからでもばっちり撮れるようにしてあります。高価なんでしょうね。欲しいなぁ。



今朝早く出かけたのは、やはり花菖蒲の写真を撮っておこうと出かけたものです。梅雨に入ったら写真を写すことができないからです。今朝は太陽が顔を出しています。家内にも写真機をもってもらいました。このカメラは「デジタルカメラ」略して今はやりの「デジカメ」とだけ言っておきました。家内から当然のように「デジタルカメラ」とは何ぞやという説明を求められたのですが、無視しておきました。身内に説明するとなかなか理解してもらえず、時間ばかりかかります。「撮影した写真をデジタルデータとして記録するカメラ」がデジタルカメラです。説明するほうも分かりません。「光を電気信号に変換して保存します」チンプンカンプン。



「オトウサン、このカメラ、変。シャッターが押せない」と家内が言います。もしかして、電池切れかなぁと思いカメラの電池ケースをあけました。太陽の光がまぶしいくらいです。電池切れでもないようですのでカメラのあちこちを開けてみてみました。「オトウサン、あちこち開けないでよ。真っ黒になったらどうするのよ」と家内が言いました。「?」。一瞬、何を言っているのか分かりませんでしたが、次の言葉で理解できました。「せっかく撮った写真なのに」。「ハハーン、フイルム写真と思っているなぁ」。やっぱり時間をかけてでも説明しておきべきと深く反省した次第です。時代の流れについていくためにはそれなりの知識が必要です。そうでないと恥をかくことになります。
でもね。以前、「ファックス」についていつも不思議だ、不思議だと言っていたので、「何が不思議なのか」と尋ねたら「あんな大きな紙が何で細い線の中を通っていくのだろう」と。落語じゃあるまいし。デジカメというものを理解するには相当に時間がかかりそうですし、教える方もそれなりに覚悟が必要です。