「ヤマボウシ」の事情

今日の天気 晴れ


今日も又風が強く吹いています。
ゴールデンウイークも終わりに近づき、下り道路の渋滞が続いているようです。
往復渋滞に巻き込まれてボヤイテいる人も沢山いるでしょうね。ご苦労様でした。今年のゴールデンウイークが終るとなるとどうも来年のゴールデンウイークが気になります。
来年は4月28日・29日・30日が休み。5月1日・2日を我慢して出勤すると翌日3日から6日の日曜日まで4日間休みです。来年のゴールデンウイークが楽しみです。


風の中、公園を歩いてきました。新緑が眩しい時期です。
でも、何故か「ヤマボウシ」という木に今年は花が一輪も咲いていません。例年、今の時期には真っ白な花が咲いているのですが、どのヤマボウシの木にも咲いていません。このヤマボウシ、春は白い花が咲き、秋には赤い実をつけます。


不思議なこともあるものだと思いながら歩いていますと、例のふてぶてしいネコと会いました。
id:h-kawa0619:20060208(idをクリックしてください。ページが開きます)
「暑くなってきましたね」
ネコ「あたしゃなんか、一年中毛皮を着ているからこれから夏に向かって大変なんですよ。暑いからと言って毛皮を脱ぐわけにもいきませんからね」
「ゴールデンウイークの期間中、この公園にもこどもたちが沢山来て「実入り」も沢山あったんじゃないですか」
ネコ「評判はあまり良くないんですよ。あたしの寝姿を見てこのネコ死んでいる。とかなんとか言ってこどもたちが寄ってこないんです。死んでなんかいないぞと、のそのそと体を動かすと又ビックリして泣き出すこどももいるのです」
「普段から寝てばかりいるからですよ。それに人間が近づいてきても愛想をよくするわけでもないし。せめて人間の傍では「ニァオ、ニァオ」と可愛く鳴いたらどうですか。ネコが何故「ニァオ、ニァオ」と鳴くのかご先祖様から聞いたことがないのですか」
ネコ「聞いたことがありませんね。もし、暇でお忙しければ教えてくれませんか」
僕「余計なことを言わんで下さい。昔、昔のことです。人間に飼われた最初の動物は犬だといわれています。犬は人間に飼われていると食べ物に不自由をしないことを知ったのです。それを見た猫も人間に近づきたいと考えたのです。でも、犬のように愛想を振りまくことが不得手です。そこで考えたのが、人間の赤ちゃんの泣き声を出すことです。
赤ちゃんの声を出せば人間が寄ってきます。「ニァオ、ニァオ」と鳴くのは人間の赤ちゃんの泣き声を真似しているのです。ですから、「ニァオ、ニァオ」と鳴けば「あら、可愛らしい」といわれます」
ネコ「明日からニァオ、ニァオと鳴いてみます。それに「猫なで声」という声も出してオネダリしてみます」
「話が変わりますが、今年「ヤマボウシ」の花が咲きませんね。どうしてかわかりますか」
ネコ「実はあたしも今年は花が咲かないなぁと思っていましたら、先日、ヤマボウシたちが話合っているのを聞いちゃったのです。
その内容というのは、ご存知の通りこの冬は寒かったですよね。そのため、あまりの寒さのためじっくり寝ていることが出来なくなり、寝不足の状態が続いたのだそうです。そのうち暖かくなってきたらいつの間にか寝てしまって、起きた時は花を咲かす時期が過ぎていたそうです。それで、今年は花を咲かすのを止めるべということになったようです」



「なんだ、寝坊が原因だったんですか。木にもいろいろと事情があるのですね。ネコさん、記念撮影をしておきましょう。ハイ、ポーズを取って。イチたすイチは」
ネコァオ」