賞味期限

ミゾソバ

今日の天気 晴れ。


今日も昨日に引き続き風もなく暖かく穏やかな天気でした。
こんな日は「おにぎり」を持ってどこかに出かけたくなりますね。
いつもなら出かけるのですが、又、風邪気味です。
昨日、布団を干してホカホカの布団で幸せを感じながら寝たのですが、朝方、寒くて目が覚めました。何のことはありません。掛布団を蹴っ飛ばして寝ていたのです。
そのためか喉が痛く、声がかすれています。若い頃は風邪を引くのは年にせいぜい二回程度でしたが、近頃は毎月のようです。
緊張感が足りないせいでしょうか。それとも免疫性が歳とともに減ってきているのでしょうか。


「おとうさん、これ食べてくれる。これ二日前に賞味期限が切れているのよ」。
「又かよ。いやになってしまうなぁ。ちゃんと期日管理をしてくれよな」と思ってもおくびに出さず「あいよ。賞味期限が切れても味はそんなに変わらないから大丈夫。それに賞味期限は腐敗する時期と別だからと」と強がりを言って、おっかなびっくり賞味期限の切れた物を食べることが多くあります。


食べた後、家内から「大丈夫だったかしら。不味くなかった?」と感想を求められるので、テレビドラマの「大奥」の真似をして「美味でございました」と答えるようにしています。
本当のことを言いますと賞味期限内で食べた味と賞味期限を経過した味とを比較したことがありませんのでなんて答えて良いか分らないからです。
いつか、消化剤と胃痛薬そして下痢止めの薬、そのた諸々の胃薬を準備して、賞味期限内と賞味期限経過一日目と十日目とそれぞれを比較して味の変化をレポートにまとめて家内に提出したいと考えています。


スーパーで買い物をする時、賞味期限をよく見て買い物をします。
食品棚の上に並べなれているものより奥にあるものが賞味期限が比較的長いようです。
このことは家内から伝授されました。その時も「ハイ、ハイ分りました」と答えています。


何故、素っ気無い返事をしているかって。
折角賞味期限を調べて買ってきたものが、冷蔵庫に入れると賞味期限のことを忘れてしまいときたま、賞味期限を経過したものをオカズとして出すからです。
捨てるに勿体ない。戦前生まれの人には考えられないことです。でも、腐っていやしないかという不安が頭をよぎります。


近き将来、冷蔵庫にコンピュータが備えられ、中に入っている食品名とそれぞれの賞味期限がインプットされ賞味期限が近くなると「××食品は賞味期限が近づいています。お早くお召し上がり下さい」と敬語混じりで教えてくれるんじゃないかと期待しています。
賞味期限経過した場合は「アッ、その食品は賞味期限が経過しています。もし、お召し上がるのならお味の保証は出来ません。ケチなことを言わず新しいものをご購入頂きお味をお楽しみ下さい。お召しあがる場合は万が一に備えて胃薬を食後にお飲み下さい」とこれも敬語を交えて長々と言うようになるのでしょうね。


これを書いてフッと思ったのですが、風邪を引きやすくなったのは賞味期限が経過したものを食べるようになってからのような気がするのです。