兄弟物語(その二)

h-kawa06192005-10-23

今日の天気 晴れ。


今日は爽やかな秋晴れ。暖かでしたね。


昨日、悪友から誘われて出かけ、夜遅く帰りました。又、又、昨日の日記を無断欠勤してしまいました。
「これから日記を書かなくちゃいけないんで」と丁重にお断り申し上げたのですが「ナンダ、ソリャ」と言われて、説明するのも面倒だし、説明をしたからと言って「アッ、ソウ」という返事が返ってくるわけでもないので、仕様がなく出かけました。


一昨日の[兄弟物語]の続きです。
一郎君が小学5年生になった時、次郎君はピカピカの小学1年生に入学しました。
暫くは一郎君と次郎君は一緒に学校に行きました。お母さんから「お兄ちゃんなんだから弟の面倒を良く見てあげてね」と言われたからです。
お母さんから「お兄ちゃんだから」と言われたことが一郎君はチョッと不満です。
一郎君は上級生ということもあり、次郎君のほかに近所の小学生も誘って学校に行きました。一郎君は次郎君を除いて皆から慕われています。面倒を良く見てくれるからです。


一郎君はクラスでリーダーをやっています。クラスの人気者です。
でも、先生からはよく注意を受けます。いつも宿題をやってきません。先生から「宿題をやってきましたか」といわれるといつも「アッ、忘れた」と言います。
お母さんからもいつも「宿題やったの」と言われます。その時宿題があったことを思い出すのですが、すぐ忘れてしまいます。
テストはいつも良い成績なのですが、通信簿はどれも「普通」です。
いつも宿題をやってこないことが減点されているようです。
一郎君は夏休み、冬休み、春休みの時、通信簿を貰って来たときいつもお父さんとお母さんに言います。
「僕ね、テストの成績は良いんだけど、宿題をやってこないから通信簿は減点されているんだって」。6年生になっても相変わらずの状態が続いています。


弟の次郎君は非常に几帳面です。
先生から言われたことはきちんとやります。宿題は忘れたことがありません。
忘れ物もありません。明日学校に持っていくものは前日に玄関に置いておきます。
そして、おじいちゃんから入学のお祝いに貰った黒いランドセルも玄関に置いておきます。
それから少しテレビゲームをして遊びます。それもお兄ちゃんの一郎君がいない時にです。一郎君が帰ってくるとそのゲームの取り合いが始まるからです。
成績は次郎君のほうが上です。


末っ子の三郎君はお兄ちゃん二人が学校に出かけた後、保育園に行きます。
お母さんが自動車で送ってくれます。
保育園に行くのが楽しみです。でも、時々駄々をこねることもあります。
保育園が休みの時は「ラッキー」と言って喜びます。三郎君も保育園の人気ものです。
1歳の時から保育園に行っていますので、保育園では古株に属します。
何をして一日過ごしてくるのか分りませんが、昼食とお昼寝が楽しみだと言っています。


[この続きは明日です]