コタツのある生活

イヌタデ

今日の天気 雨。


とうとう一日雨になってしまいました。10月10日というのは晴れる日が多いのだそうですが
今年はダメでしたね。
雨が降ってそして寒いと、外出する気にもなれません。
晴れると良い天気と言いますけど、雨が降ったら良い天気(特に農業関係)という人もいるでしょうから、その人の気持ちになって「今日は実に良い天気」だと自分に言い聞かせています。


そろそろ夏の時期に大変お世話になった扇風機をしまって、石油ストーブを出そうかと考えています。コタツはあるのですがどうもこのコタツ、好きになれないのです。
小さい時からコタツの生活をしていれば、コタツの良さが分るのでしょうけど、生まれが北海道なものですから、何と言ってもストーブの生活に慣れ親しんでいます。
タツを出す時もありますが、殆ど使ったことがありません。部屋の真ん中にドカッと置いてあり、狭い部屋が更に狭くなり厄介者として扱われています。


昭和30年代はまだ石炭ストーブでした。寒い冬に石炭に火をつけるのは大変な作業でした。
簡単には石炭に火がつかないのです。薪を入れ、その上にそっと石炭を乗せます。薪の火の勢いで石炭に火がつくのです。
それに石炭の煤が煙突につくと、煙の逃げ道がなくなり石炭が燃えなくなるのです。この煙突の煤落としの作業も大変でした。雪が積もっている屋根に昇り、顔を煤だらけにして作業をします。


今は灯油に変わりました。便利になりました。石炭産業は衰退していきました。
この頃、炭鉱の町を去りました。
今年はコタツにしてのんびりと過ごしてみようかと考えています。