電車内の居眠り

「白鳥」

今日の天気 晴れ。今日も一日爽やかな五月晴れでした。


一昨日の15日、日曜日でしたが又、東京に行ってきました。私が尊敬する人の米寿のお祝いがあり、ホテルでその祝賀会が行われました。JR京葉線八丁堀駅で地下鉄に乗り換えホテルに向かいました。当日は寒かったのですが、JR、地下鉄とも車内は暖房でも入れてあるのではないかと思われるほど暖かく感じました。
そのためか地下鉄の乗客は殆どが寝ていました。電車の中で居眠りをするのは実に気持ちの良いものです。電車の程よい振動。なぜかレールの音が子守り歌のように聞こえるから不思議です。でも、目的地に近づくとチャント起きるからこれも不思議です。寝ながら車内放送を聞いているのですね。
でも、これは永年の経験ですが、車内で寝る時はいつも同じ号車じゃないと駄目ですね。同じ号車に乗っているといつも同じ風景になるのですが、一車両でも違う号車に乗ると、少し違う風景になります。いつも下車する駅に着いた時、居眠りからパッと目が覚め辺りを見たら違う風景。「アリャ、乗り越したか」と思います。それにまだ寝ぼけていますのでなおさら錯覚がひどくなります。


車内で寝ている人の状態はいろいろです。
他の人に寄りかかって寝ている人がいます。寄りかかっている人の頭が相手の肩にかかりますので、肩を枕代わりにして寝ているのですね。寄りかかられている方はたまりません。体を動かしあっちにいけといわんばかりに揺さぶります。そうしますと、すぐ、寄りかかっている人はまっすぐになるのですが、又、すぐ、寄りかかります。その繰り返しです。
見ているとどうも若い人が寄りかかるケースが多いようです。このような場合、寄りかかられている人だったらどうしますか。
体を揺さぶりますか。それとも寄りかかっている人に注意をしますか。


このような場合の対処の方法もいろいろあるようです。
 1.自分の体を揺さぶり、寄りかかっている人にそれとなく知らせる。
 2.席を立ち、よりかかっている人の横に空きスペースを作り、今度寄りかかったとき
  横に人がいないので「ガクン」となって倒れるのを見届ける。
 3.自分も寄りかかっている人に負けないように寝てしまう。そして、寄りかかっている人に寄りかかる。
 4.寄りかかっている人に「終点」ですと大きな声で言ってやる。
 5.よりかかっている人に「体をまっすぐにして寝なさい」と注意する。
 6.よりかかっている人の足を踏んでやる。
 7.よりかかっている人が異性で若い人の場合はそのまま我慢するが、異性で自分より
  年が上の場合と思われた時は、すかさず注意するか席を立つ。席を立つ場合、上記2を
  見届ける。
 8.ジッと我慢して、寄りかかっている人が先に降りるか、自分が先かの賭けをする。
 9.わざと大きく新聞を広げるようにして、その勢いで寄りかかっている人の体をたたく。
  その時、寄りかかっている人が目を覚ました時は「ゴメンナサイ」と謝る。

あなたならどうしますか。