ごみ担当大臣の職務

庭のバラ

今日の天気 曇りのち晴れ。今日の天気予報では一日曇りでしたが、良いほうに外れて午後から太陽が顔を出しました。空気は冷たかったのですが、ウォーキングするには丁度良い気候でした。


我家のホンの近くにごみ集積場があります。月・水・金曜日が生ごみを出す指定日になっています。我家では家内から僕が「ごみ担当大臣」に任命されていますので、せっせとその職務を遂行しています。家内は我家の首相兼大蔵大臣で権限は最高です。町内の何軒かを一つのグループとしているのですが、2ヶ月に一度「ごみ当番」が回ってきます。その職務はごみ収集車が去った後、ごみ集積場の清掃です。それと指定日に違うごみを捨てていなかったかどうかを日誌に書くことです。これも「ごみ担当大臣」の職務に入っています。ですから首相兼大蔵大臣である家内は家の中にいます。それこそ家内です。


今日は水曜日、生ごみを出す日です。最初に我家のごみを出しました。何しろ我家のホンの近くにごみ集積場がありますので、我家の庭からポイと捨ててもすぐ届きます。でも、誰が見ているか分かりませんのでいつも持参します。最初に捨てる場合、カラスの被害を避けるため網をかけます。ごみ収集車がごみを持ち去った後、この網をたたんでおくのも「ごみ当番」の職務です。僕がごみ当番の時はもちろんこの網をたたむのですが、几帳面な僕は網の隅々をきちんと合わせてたたみます。


ごみが沢山集まって来た時、たまたま風が吹いてこの網が吹き飛ばされてしまいました。待っていたとばかりカラスが飛んできてごみ袋を突き始めました。袋から生ごみを次から次へと取り出し、食べ始めました。しばらくしてから生ごみに飽きたのか飛んで行ってしまいました。辺りは生ごみが散乱しています。
[カラスさんよ。「どうもご馳走様でした」と言って欲しかったなぁ。それに散らかしたごみを集めてから飛びだって欲しかったなぁ]と思いました。でも、今日はごみ当番ではないので見なかったことにしようと心に決めました。


この状況をたまたま我家の庭で雑草取りをしていましたので目撃したのです。何故、カラスを追い払わなかったのかって。「愛鳥週間」ですから。それに、今日は「ごみ当番」ではないので。
僕がごみ当番の時は、我家の庭からごみの見張りしています。カラスがごみ袋を突っつくと、ソーッとカラスに近づき「ワッツ」と言ってびっくりさせます。そうするとカラスは「グワッ」と言って腰を抜かさんばかりにして逃げます。(カラスに腰があったかなぁ)カラスは利口ですから、びっくりさせた人間の顔を覚えています。僕は覚えられないようにすぐ我家に帰ります。


ごみ集積場は綺麗になっていました。今日のごみ当番の方が綺麗にしたのでしょう。