障子紙の張替え

「八重桜」上池周辺

今日の天気 晴れ。今日も暖かでした。


こんな良い天気になにもしないのも後悔が残るので、布団干しをしました。ついでに障子の張替えもしました。この障子紙の張替え実に5年ぶりに自分がやります。前回は業者に依頼して張替えしました。今日は実に有意義な一日でした。


前回張替えたのは2年前です。まだ、張替えをしなくても大丈夫だろうと思っていたのですが、日が経つにしたがって格子に沿って綺麗に障子紙がはがれていくのです。はがれるたびにセロテープで貼りつけ、又、前回残っていた障子紙を使って応急措置をしていたのですが、だんだん汚くなり、外側から障子を見るとつぎはぎだらけで、実に不様な障子を通る人に見せつけているのです。「障子紙ぐらい替えろよな」と言われているようで、チョット気にはしていたのです。


前回は業者に依頼したといいましたが、シルバー人材センターに依頼したのです。ここに依頼すると実に格安でやってくれるのです。そこで今回もこのセンターに依頼しようとしたのですが、シルバーなら我家にもいるぞ、というわけで自分がやることになったのです。そうすればさらに格安のタダで済みます。我家のシルバー人材センターのシルバーはいつも暇ですから。


子供の頃、どの家にも障子はありました。一年も経たないうちに障子紙が破れたり、格子が折れたりしますので、障子紙の張替え、格子の修理などは年中行事でした。障子紙の張替えは子供でも出来ました。障子糊は小麦粉を少し煮て作り、刷毛でそれを格子に塗りつけていくのです。その上に障子紙を貼りつけるというわけです。障子紙をはがす時が一番面白く、水を障子紙にかけ、しばらくしてから剥がしていくのです。スーと取れると快感です。


子供の頃、障子紙の張替え経験を持つシルバーですから、仕上がりは上々です。家内は「シルバー人材センターに引けを取らないね」と褒めてくれました。もちろん、タダで出来たからです。それに褒めておくと次の仕事も積極的にやってくれると思っているに違いないのです。


家内はもう忘れてしまったかも知れませんが、以前、やはり自分が障子紙の張替えをやったときも仕上がりは上々でした。その時も褒めてくれました。ですが、何日もしないうちに障子紙がはがれてきたのです。その時は貶されました。「お父さんのやることは、いつもこうなんだから」。


今回も仕上がりは上々と書きましたが、しばらく経ってから自分なりで結果の良し悪しを決めるつもりです。