「スイカ?」

春の「上池」

今日の天気 晴れ。暖かでした。でも、夕方一時雨。


久しぶりに千葉市まで出かけました。利用した交通機関はJRです。電車に乗るたびに現金で切符を買っています。会社勤務の時は、通勤定期でスイスイと改札口をとおれたのですが、退職後はそうは行きません。その都度、現金で切符を買うのも面倒になり、「イオカード」なるものを買いました。これであれば改札口をスイスイとは行きませんが「スイ」で通ることが出来ます。何故、スイスイと行かないかというと、このイオカードを改札口の機械に入れると機械が計算し、残高を教えてくれるまで時間がかかるからです。


ときたま、残高がなくなって「ピンポーン」と鳴って、扉がバシャと閉まった時がありました。一度でもこの経験をすると又、扉が容赦なく閉まるのではないかと不安です。それにしてもあの「ピンポーン」の音、大きすぎないですか。本人だけに分かる程度の音ならいいのですが、音が鳴ると一斉に他の人が振り向きますね。「あいつ、期限切れの定期で乗ろうとしたんじゃないのか」とか「キセルでもしようとしたんじゃないのか」とか思われているんじゃないかと心配です。


そんなこともあり、前回利用後の「イオカード」の残高をしっかり覚えておきました。「200円」です。この残高では目的地までいけません。ウッカリ改札口を通ろうとするとあの嫌な「ピンポーン」が鳴り、扉は容赦なく閉まります。そこで、新しくイオカードを買おうと出札のオジサンに「イオカード下さい」と言ったところ、このカード3月末で廃止になったとのこと。「アリャ、どうすればいいんだろう」。又、都度切符を買って乗らなければならないのかと思いましたが、「スイカにしたらいかがですか」とのこと。「スイカ?」。
この言葉聞いたことがあるぞ。野菜、果物どっちだったっけか。そんなことではなく、今はやりの「SUICA」。これって通勤定期券でなく、現金でも買うことが出来るんですね。


この「SUICA」を買って早速改札口を通りました。「スイスイ」でした。世の中、自分の知らないところでどんどん変わっていくのですね。便利になりました。でも、このカードでも残高不足になると「ピンポーン」という音はやはりなるのでしょうか。一回位、残高不足でも通してくれないかなぁ。