ガチョウと対話(その2)

卵を抱くガチョウ

今日の天気 晴れ。本格的な春到来と言ったところで暑くなってきました。


袖ケ浦公園の桜は満開になりました。明日の土曜日、そして次の日曜日は花見の人で賑わうことでしょう。今の時期は公園は大変賑やかになります。「上池」と「下池」周辺の桜が見事です。今年は特に休憩する場所「花のテラス」がオープンしましたので、一層人出が多いことでしょう。明日は朝早く行かないと駐車場がすぐ一杯になりそう。


今日は久しぶりに「ガチョウ友の会」*1のメンバーとコミュニケーションを図ってきました。ご出産のこともあるので、この辺でご機嫌を取っておかないと後々支障が出そうなので。

僕「こんにちは。暑くなってきましたね。このたび卵のご出産おめでとうございます。今年もあきれるほど産卵されましたね」
メンバー「ありがとう。今年もガチョウ友の会のメンバー二羽が産卵したのでメンバーの一員としてうれしく思っています」
僕「昨年も産卵しましたけど、結果的には雛が孵ることはありませんでしたね。卵が腐ってしまったんじゃないですか」
メンバー「一つの卵が大きすぎるので、母親のお腹からはみ出してしまうんですよ。日陰が出来ないんで、はみ出した卵は太陽の光でゆで卵状態になってしまうんです。そんなことにならないよう時々入れ替えるんですが、同じような卵の大きさなんでどれとどれを入れ替えたんだかそのうち分からなくなっちゃうんです」
僕「メンバー全員で卵を抱けば良いじゃないですか」
メンバー「先日、ガチョウ友の会の総会で「卵を皆で抱こうかい(会)」ということを提案したんですが、いろんなことを言うやつがいてね、結局まとまらなかったのですよ」
僕「人間の世界と同じですね。でも、今年も又、雛が孵らないんじゃないですか」
メンバー「そうかもしれないなぁ。それに今年の親鳥は放浪癖があって卵をジッと抱いている時がないんだ。それに卵を抱いていても卵がゴツゴツして抱き心地が悪いなんて我がままを言ってるんだ。いまどきの母親は何を考えているのかさっぱり分からん」


僕は途中で悲しくなってきましたので、引き上げました。写真を見てどう思いますか。この状態で雛が孵ると思いますか。


[袖ケ浦公園ホームページ]http://members.jcom.home.ne.jp/1167060101/

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*1:「上池」にいるガチョウ11羽の集団