暖かくなると・・・(2)

「上池」

今日の天気 雨のち晴れ。今日は一転して寒の戻りと言った天候。朝から震えていました。午後から陽がさしても寒い一日でした。明日から本格的な春の気候になるようで、今日の寒さは我慢できそうです。


暖かくなってきましたら、渡り鳥がいつの間にか飛びだって行ったようです。「遊魚池」には沢山の渡り鳥がいたのですが、一羽もいなくなっていました。子供たちに人気があり、いつもはパンなどをやると競って取り合いが始まるのですが、今はパンが水に浮いているだけです。静かになりました。それにしても「上池」には渡り鳥がまだ残っています。池によって旅立つのが違うのは面白いですね。それぞれの池には渡り鳥グループがあってその中にリーダ的存在の渡り鳥がいて、そのリーダーが旅立つ日を決めるのでしょうね。隣の池に行ってリーダー同士が話し合うことはないようです。


「上池」にいる渡り鳥は、風が強い日は岸から離れて水の上に浮いています。波がかなりあるのですが、波の動きにまかせて浮いています。岩にしがみついていれば良いとおもうのですが、どうして水に浮いているのでしょうね。脚が細いから岩にしがみついていても体重を支えられなのかしら。水に浮いているほうが楽なのでしょうか。「上池」の渡り鳥ももうすぐ旅立つのでしょうね。今年の秋も待っていますからね。


さて、例のガチョウ。今ガチョウの巣は二つあります。一つの巣には卵が沢山あります。ですから、卵を抱いている時は親鳥のお腹からはみ出しています。もう一つの巣は卵は少ないようです。それぞれの巣で卵を抱いているガチョウは交代で抱いているようです。親鳥の羽毛が白かったり、茶色かったりで交代していることが分かります。交代制を取っているせいか時々、巣に親鳥がいない場合があります。きちんとしたローティションが出来ていないようです。卵が丸見えです。それとも、卵を日光浴させていた時間なのでしょうか。それとも卵を抱くのが嫌になった矢先に暖かくなったので、太陽の光で孵化させようとしている魂胆なのでしょうか。それにしても無責任な親です。今年も孵化は期待できそうもありません。