「オナガガモ」のお話

今日の天気 曇りのち雨

久しぶりに公園を歩いてきました。寒い中、中学生が駅伝大会をやっていました。クラブ別対抗駅伝。さすがに陸上部はトップ。一番寒そうに走っていたのがバスケット部。冬だからと言って長袖着用は失格になるようで、アンダーシャツのような袖なしのユニフォームで走っています。あちこちから寒風が入り、寒そう。しばらく走っているうち体が温まってきます。明日から学校は冬休みです。


(オナガガモ物語)
公園には池が三つあります。一番大きい上池。続いて下池。そして一番小さい池の遊漁池。
今、渡り鳥はそれぞれの池で羽を休めています。上池には主にカルガモマガモオナガカモ。下池にはオナガカモ。そして遊漁池にもオナガカモがいます。


オナガガモは三つの池に分かれていますが、特に遊漁池にいるオナガガモは人懐っこいのです。子供たちの人気ものです。オナガガモも子供たちから餌をもらえるからこの池に集まってくるのかもしれません。


オナガガモは考えました。子供たちは食パンやお菓子を投げてくれるけど、この餌にありつけることはめったにありません。やっと食パンを口にできたと思ったら、すぐ別のオナガガモにとられてしまいます。そこで、子供たちや大人が餌をもってきたと思ったら、子供や大人のところに飛んで行って愛嬌をふりまき、餌をすぐもらえるようにしたのです。すごく勇気が必要でした。でも、何回かやっているうちにオナガガモや子供たちも慣れてきました。今はオナガガモと子供たちはすっかり仲良くなり、友だちのようになっています。
(愛嬌を振りまき、餌をもらうオナガガモの雌雄)



(遊漁池のオナガガモ・子供たちと大の仲良しです)