お陰さまで

今日の天気 晴れ


昨日は暑かった。初夏のような気候でした。半袖にしようかと悩んでいましたら、今日は一転寒くなるとか。未だ、半袖は早いようです。


「オトウサン、お父さん」と家内が僕を呼んでいます。
先日、わが町の隣、木更津市の「アウトレットパーク」の開店初日にも僕は呼ばれました。その時の声は1年に一度あるかないかと思われるくらいの明るい声でした。僕は「何かあるな」と直感、案の定「何かありました」。「アウトレットパーク」に連れて行けというのでした。


今回の呼ぶ声は何かに怯えているようでした。家内とは永年連れ添ってきていますので、家内のことについての知識は蓄積されています。僕は「何かあるな」と直感しました。僕は2階にいましたので、家内の呼ぶ声に応えるように、だだっと転げ落ちるように階段を駆け下りました。普段、階段を降りる時は、手すりにつかまり、一段、一段階段を踏みしめ、踏み外しがないことを確認しながら降りるのですが、この時は違っていました。その時の状態は、例えが悪いのですが「火事場の馬鹿力」・源義経伝説「八艘飛び」などがピッタリ当てはまりました。


「お父さん、見て」と窓を指しました。その指は震えていました。その先には「ヤモリ」がいました。今朝、雨戸を開けたら曇りガラスに「ヤモリ」がくっついていて、その姿が映っていたのです。これじゃ誰だって驚きます。ですが、このヤモリ。むやみに追い払うことも出来ません。ヤモリがいるとその家には悪いことが起きないと言い伝えがあります。落ち着いたところでヤモリを記念撮影しておきました。ヤモリは、いつの間にかいなくなりました。

今回、1回の呼び声で脱兎の如し駆けつけたということで家内からお褒めの言葉を頂戴しました。ヤモリのお陰で良いことが起き、その日の夕飯のオカズが一品増えました。


(ヤエザクラ)