「ヒカリ」は明るい?

今日の天気  雨のち晴れ


先日、こんな事がありました。
日が翳り薄暗くなって来たときです。
自動車が家の前で止まった音がしました。
「ピンポーン」とインターホンがなりました。
僕はてっきり豪華なお歳暮が届いたのかなぁと思ったのですが。
「ハイ、どちらさまですか」と家内の声です。
「あの〜。NTTですが、これから玄関前にある電柱に『ヒカリ×××』の工事をしますので玄関前に30分ほど自動車を止めさせてもらいます」。
インターホンを通じて会話が進みます。
「あれ、助かるわ。冬になると日が暮れるのが早いので玄関前はすぐ暗くなるのよ。明るくなるのはありがたことだわ。どうぞ、お願いします」と家内の声。
「・・・・?」NTT側から何の反応もありません。


30分ほどしてからまた
「ピンポーン」とインターホンがなりました。
「NTTですが、『ヒカリ×××』の工事が終わりました。ありがとうございました」。
「ご苦労様でした」と家内の声。
しばらくして、家内から声がかかりました。
「オトウサン、玄関前明るくないのよ。それに街灯がどこについているのかわからないの。チョッとみてくれる」。


僕は「光ファイバーの敷設工事」と聞きました。
家内には「ヒカリで明るくする外灯設置工事」と聞こえたようです。
その背景には、玄関前が暗いのでなんとかして明るくしたいという願望があり、常日頃から「オトウサン、なんとかしてよ」と言われていました。
それが「ヒカリ」と聞こえたので最後迄聞かず、外灯設置の念願が叶ったと思ったのです。
光ファイバーって何?」家内からの質問です。
情報技術が進歩している今の時代、その流れに乗り遅れないように家内は勉強を始めたようです。



(12月の公園)