「御年寄」の二重苦

今日の天気 晴れ


「ハゲ」・「デブ」・「メガネ」。
これってナ〜ンだ。
答えは「中年男性の三重苦」なんだそうです。
中年になるとどれかに該当するんだそうで、「一重苦」は何とか我慢できますが、「三重苦」となると死にそうになります。


現在、僕は「デブ」・「メガネ」の二重苦です。
「デブ」は努力すればその苦から解き放たれそうなので毎日公園を歩いているのですが、今のところ顕著な改善は見られません。
現在の醜い姿を鏡で見て脂汗を流し、青年時代の写真を見て「あの時のスリムな姿に戻りたい」と必至に念願しても、効果はさっぱりです。
以前は毎日のように体重計に乗っかり一喜一憂していたものですが、あまり改善が見られないのでそのうち体重計に乗っかるのに飽きてきて、体重計はほったらかしになっています。


「メガネ」。
中年はとっくに過ぎて、今は高齢者ですので「老眼鏡」にお世話になっています。
「老」、いやな言葉ですね。
「老」を国語辞典で調べてみましたら、「年をとる、おいる、ふるい」と出ていました。
分かっちゃいるけど、気分が滅入ってしまいます。
せめて「老眼鏡」は、今流行りの「長寿」を取り入れて「長寿鏡」にでも変えて欲しいと思っているのですがダメでしょうか。


ついでに「老」のつく言葉を調べてみました。
老中(江戸幕府で将軍に直属して政務を担当する幕府の最高職)・老女(江戸時代の大名夫人の侍女のかしら)・御年寄(幕府の老中と大名の家老)・家老(家来の中で一番身分が高く家中の武士を統率するもの)
江戸時代は「老」と言う言葉は権威そのものであり、喜ばしい言葉であったようです。
「天障院篤姫」と「御年寄滝山」。格好いいなぁ。テレビに出てくる「滝山」、若くても「御年寄」。なんかピンときませんが、「マッ、いいか」。