避暑地での出来事

今日の天気 晴れ


こう毎日暑いんじゃたまったものではないと思い、避暑地に行ってきました。
我が家では、省エネに貢献してもっぱら「風鈴」・「団扇」・「スダレ」で涼をとっているのですが、これも近頃の厳しい暑さには対応できません。
時たま、扇風機を使いますが、扇風機は部屋の暑い空気をかきまわし、そのうえ部屋中の埃をまき散らし、さらに机の上にある紙などを吹き飛ばしてイライラすることが多いのです。


夏の避暑地と言えば軽井沢。いいなぁと思いながらも一度も行ったことがありません。
今の身分は年金暮らしで、贅沢はご法度。
せいぜい気軽に行けるは「ショッピングセンター」です。
そこに行ってきました。
建物の中に入ると我が家とは打って変わって冷房がガンガン効いています。
寒くて風邪でも引くのではないかと心配したのですが、これもしばらくすると慣れてきます。


夏休みで子供たちも多くゲームセンターは込んでいました。
と、一人の男の子が僕に近寄ってきました。まだ、就学前の男の子です。
「オジチャン。僕、お母さんとはぐれて迷子になっています。これからどうすればいいんでしょうか」と言いました。
その言葉遣いに僕はびっくりしました。まだ、学校に行っていない子供が大人びた言葉遣いに驚いたのです。
この子が大きくなったらどんな大人になるだろうかと頼もしく思いました。
僕のことを「オジチャン」と言ってくれたことに気を良くして、僕は適切な指示を与えました。
「受付のきれいなお嬢さんに迷子になっていることを言って、店内放送でお母さんを呼び出してもらってください」と大人の言葉で言いました。そして、その子を受付の案内嬢のところまで連れて行きました。


しばらくしますと店内放送が流れてきました。男の子の名前もお母さんの特徴もはっきりと案内嬢に告げたようです。お母さんと会えたかな。