カルガモの旅立ち

咲き始めた桜

今日の天気 朝方雨のち晴れ。


午前中に雨が上がり午後から暖かくなってきました。
袖ケ浦公園の桜もチラホラ咲いてきました。このまま咲いていきますと来週の中ごろが満開となるようです。


桜が咲いてきたのか、渡り鳥が少なくなってきました。


カルガモ日記」 id:h-kawa0619:20060310(idをクリックしてください)
に登場した「カルガモの僕」ちゃんたちとその仲間もいなくなりました。
第二回目の打ち合わせも済んで、予定通り故郷に戻ったようです。
「僕」ちゃんのガールフレンドのことが気がかりです。
そこで、公園の情報屋であるカメさんに尋ねてみました。カメさんは冬眠から覚めて元気溌剌です。
カメさんの話をかいつまんで書きますと、
カルガモの僕」ちゃんは真面目で、誰にでも好かれる好青年だという話から始まり、ガールフレンドのことを「人間の僕」が心配しているといけないからと言って、是非カメさんから伝えておいて欲しいと言い残し、旅だったようです。
で、その話の内容は、今年はガールフレンドと一緒に帰らなかったというのです。
まだ、「カルガモの僕」ちゃんとガールフレンドは若く、所帯を持つには早いということのようでした。
そして、「カルガモの僕」ちゃんとガールフレンドは今年の秋、この公園に必ず舞い戻ることを誓い合って飛びだったようです。


気のせいかカメさんの目にはうっすらと涙が浮かんで見えました。
それとも池の水が光って見えたのかも知れません。
カメさんはカルガモの健気な純愛に心を打たれたようです。
カメさんが冬眠に入る頃、カルガモは海を渡って公園にやってきます。


僕はカルガモが来年の春、結婚して沢山の子供たちをつれて泳いでいる姿を想像しました。
そして、カメラを持ってカルガモ親子を追っかけている自分の姿も想像しました。