中途半端

トンボ

今日の天気  雨。


天気予報では一日雨でしたので映画を観に行ってきました。こんな天気でなければ映画を観る機会はありません。入場料もシニア料金で千円です。今日も入場券を買うときに「シニア」を証明する書類の提出を求められませんでした。スンナリです。これがチョット不満です。自分はいつも若いと思っているのですが、他人からみるとそれなりの歳に見られているのが不満なのです。シニアであることを証明する書類の提出を求められたら、映画館のハシゴをしてあげるのに。
折角「自動車運転免許証」を持っていったのに今日も役に立ちませんでした。


映画は「宇宙戦争」です。テレビで大々的に宣伝しています。面白そうです。でも、この「宇宙戦争」という題名が少し気になりました。昔、「宇宙戦争」という映画を観たような気がしました。今の映画は凄いですね。コンピュータが活躍しているのでしょう。どこまで実写かそれともコンピュータ処理か。実にリアルです。
映画の後半、又、昔見た「宇宙戦争」を思い出しました。どうも筋が似ています。そう思った時、映画の興味が半減しました。映画の題名にも不可思議です。地球で起きている宇宙人の侵略なのにどうして宇宙戦争なのでしょうか。


映画の帰り、お茶を飲んで行こうと思いまして、お店の入り口に近づいてドアの前に立ちました。ですが、暫くしてもドアが開きません。変だなぁと思ってドアを見ますと取っ手がついています。自動開閉ドアではなかったのです。その取っ手の下に「手動式ですので」と張り紙があります。この張り紙の文言は中途半端な書き方です。「手動式です」なら分かりますが「手動式ですので」と書いています。


ドアの前には、売り子である女性が一人立っています。お客が入るまでジッと待っています。「又、お客がドアの前で立っているわ。これで何人目かしら。自動ドアじゃないんだから、手で開けるのよ」と思っているんでしょうね。
それでは可哀想だからと思って「手動式ですので」という張り紙をしたのでしょう。
「手動式ですので」の文言の後はお客が適当に考えろと言う訳ではないでしょうね。
「自分勝手にあけてお入り下さい」と続くのか「店員がくるまでそのままお待ち下さい」と続くのか「自動ドアになるまでお待ち下さい」と続くのか、どのように解釈すればいいのでしょうか。


まさか「誠に恐れ入りますが、自動ドアではありませんのでご自分で開けてお入り下さい」という文言をつけたそうとした時に彼から電話があり、夢中になって話込んでいるうち、つい追加する文言をすっかり忘れてしまってそのまま張り紙してしまった。ということでもなさそうです。


今日は映画も中途半端。張り紙も中途半端。雨は相変わらず降っているしで、憂鬱な一日となってしまいました。