わが町内はどうなるんだろう

近くで子供の声が聞こえます。午後4時。もう学校から帰って来たんだ。貴重な子供たちです。朝、家の周辺を清掃していると必ず挨拶をしていきます。「お早うございます」。以前、保育園に行っている男の子と話をしたことがあるのですが、この子のお姉さんです。もう一人お姉さんがいます。二人とも挨拶をします。躾が出来ているのですね。近所の奥さんで挨拶をしない人がいますが、見習って欲しいものです。


僕がこの町内に引越しをしてきたのは25年前です。年齢は30代後半でした。その時は当然ですが皆若かった。町内は活気がありました。子供も多かった。日曜日などの休日には、道路でキャッチボールをしている親子が沢山いました。7月に行われる町内の「夏祭り」。
ここにも子供たちが沢山集まりました。僕の家族は4人で子供が二人。よく子供の友達が遊びに来ました。


すでに子供たちは独立して家を去りました。友達も去りました。子供たちの元気な声が聞こえなくなって何年になるだろう。残された親はどんどん加齢していきます。近年の夏祭りも参加する人が少なくなりました。踊りは相変わらず「炭坑節」。
たまに近くから子供の声が聞こえると、昔を思い出します。わが町内は高齢化しており、若い人は殆ど見受けられません。どうなってしまうんだろう。