第一段階突破

紅梅

日記を書き始めて4日目。とうとう「三日」を過ぎました。
これで三日坊主にならずにすみました。

今日は久しぶりに公園に行って写真を撮ってきました。
今日も風が強く寒そうでしたが、意外と暖かく、公園には子供連れの
若奥様と見受けられる人が多かったです。
今頃、ご主人様は会社で一生懸命仕事をしている時間です。
それとも上司と意見が合わず、言い合っているかも知れないなぁ。
自分も喧嘩したこともあったけど、もう3年前の話。
今は孫と喧嘩する年齢になってしまった。

公園は今、菜の花の若芽が出ています。
5センチくらいですが、これが3月の終わりごろには見事、満開になります。菜の花の近くによると蜂の羽音でうるさいくらいです。
丁度その時期、桜がさきますので、桜と調和して実に綺麗です。
公園には池が三つほどありますが、その周辺に咲きます。
桜もそうです。

ですが、菜の花が満開になるまで幾多の苦難を乗り越えなければ
なりません。
菜の花の種は12月の中頃、公園を管理する人たちが蒔きます。
1月になるとそろそろ芽が出てきます。そうすると待ってたとばかり
渡り鳥が来てそれを食べ始めるのです。この渡り鳥の名前は知りませんが同じ種類の鳥で、20羽くらいの集団です。
ここを食べ終わったらあっち。あっちが食べ終わったらあそこと
人間で言うと菜の花畑のハシゴです。
渡り鳥の中にリーダーがいて、今日の食事は「あそこの菜の花にするベー」とメンバーに言っているのかも知れませんね。

そこで、公園の管理人たちは立ち上がりました。
このまま渡り鳥の好きなようにはさせないぞと。
菜の花畑の池側に網をつけました。池から這い上がってこないように
したようです。でも、鳥ですから飛ぶこともできます。
菜の花畑の上から飛んでくれば、網なんか役に立ちません。
さて、鳥の知恵が勝つか、人間が勝つか。
菜の花は食べられなかったものだけが見事に咲きます。
毎年、幾多の困難を乗り越えて菜の花は綺麗に咲きます。