今日の天気 雨
公園にある池で大変珍しいものを見ました。
「鯉」がガチョウやカメと一緒に食事をしている光景です。
この場所はガチョウやアヒル、そして渡り鳥の餌場となっています。
時々、公園を管理するオジサンがエサをやっています。
今日もオジサンがエサをやった直後のようで、エサを食べようとガチョウやカメが集まっ
ているところでした。
その中に「鯉」が交じっていました。よくみるとこの鯉は水と一緒にエサを吸い込んでいる
のです。エサを食べるのに必死で、呼吸をするのを忘れているのではないかと思いました。
他の鯉も餌場から流れて来るエサを求めて集まってきます。
鯉はほんの少しの水でも生きていけるのかなと疑問がわきました。
さらに二つ目の疑問として、鯉はどのようにして「餌場」に上がってきたのでしょうか。
さらにさらに三つ目の疑問がわいてきて、ガチョウにしてもカメにしても、はたまた鯉にし
てもそれぞれが近くにいても逃げようとしません。どうしてでしょう。
人間が近づくと一目散に逃げるのですが、人間は「天敵」で絶対人間に近づいてはいけない
とそれぞれのご先祖様から教えられているのかも知れません。
第四の疑問は、この鯉は生きるためにエサを必死になって食べていますが、このままだと
干上がって「鯉の干物」となって死んでいく場所であることを知っているのでしょうか。
生きるために食べる。腹いっぱいになったら干物になる。生死分かれ目の餌場。さて、鯉の
運命は。
翌日、餌場に行ってみましたが鯉はいませんでした。4番目の疑問が解決しました。
無事、池に戻ったようです。
[公園の小さな秋」
[アオサギ]