今日の天気 晴れ
入会申込書に趣味を記入する欄がありました。
趣味についてはいつも悩んでしまいます。無記入だと何となく馬鹿にされるようで、だからといって「テニス」とか「ヨットでクルーズ」なんて書くと、どんな素敵な方かと想像されても迷惑です。
自分の趣味はこれだと自信を持って言えるものがないのです。
趣味をたくさん持っている中からどれを書こうかと悩む人は、実にうらやましい限りです。
初対面の人からも聞かれる場合があります。
「他人の趣味を聞いてどうするの」なんて思いますが、若いころは「読書」、「レコード鑑賞」（いずれも好きでなかったのですが）と答えておけば、「あっ、そう」で終わりますが、もうすぐ、後期高齢者の年代に入る年頃の人には「読書」も「レコード鑑賞」も気障ったらしく聞こえます。
同じ意味で「道楽」という言葉があります。
道楽と言えば、男の三道楽。
「飲む・打つ・買う」。飲むは酒、打つは博打、買うは吉原。昔、昔の男の道楽でした。
今、こんなことをしていれば「犬のおまわりさん」に連れていかれます。
でも、飲む、打つ、買うは今の時代にも続いています。
「飲むは薬。打つは仏壇の御りん。買うはロトシックス（宝くじ）」
趣味欄に現代風な「飲む・打つ・買う」と書こうかと思いますが、趣味・道楽というのは自分が楽しむためにやっていることで、現代風の「飲む、打つ、買う」は、現在の生活がもっと楽になりますようにと願望が強く入っており、趣味と言えるかどうか悩んでいます。
