昨日、東京に出ました。用事を済ませて帰ろうとしたのがお昼ころ。
お腹がすいてきましたので何か食べようと「食堂」を探したのですが、なかなか見つかりませんでした。
我が町ですとどこに何があるかわかるのですが知らない土地ですから「食堂」がどこにあるかわかりません。
しばらく探していましたら、我が町で孫と一緒に入ったことがある有名な「ハンバーガー屋」さんが見つかりました。全国どこにでもあります。


ハンバーガー」と言えば、苦い思い出がありますが、読んでみますか。
田舎から東京に出てきたとき、あるお店に入って「ハンバーグとライス」を注文しましたら出てきたのは「ハンバーガー」と「ライス」でした。
発音が良くなかったのか、言い間違えたのか、店員さんが聞き間違えたのかわかりませんが、いくらなんでも西洋の主食のパン(中にはハンバーグが入っていますが)と日本の主食の米を一緒に頼むのはおかしいと店員さんは思わなかったのでしょうか。主食ばかりで「おかず」がないことに変だと思わなかったのでしょうか。
注文を言い直すのも恥ずかしいのでそのまま食べてしまいましたが。


そのお店には「ハンバーグ」は単品で売っていませんでしたので安心です。
お腹が空いていましたので、ハンバーガーの三段重ねを注文しました。
思ったより高さがあります。こんなに大きなハンバーガーをどのようにして食べたらよいのかわかりません。近くの人と同じことをすれば良いかとみたのですが、生憎と皆食べ終わったようで見つかりませんでした。
口を思っいきり開けて見たのですが、ハンバーガーの高さには及びません。
一枚、一枚剥がして食べるには見栄っ張りの僕にはプライドが許しません。
そうか、薄くすれば食べられるぞと思い、思いきり三段重ねを手でつぶしてしまいました。
どうなったと思います。
真ん中からパンが飛び出て床に落ち、さらに野菜も飛び出して床に落ち、さらに、さらにハンバーグも「お前もかよ」とつい言ってしまったほど、これまた床に落ち、挙句のはてドレッシングは飛び散って服につくやらで散々なことになりました。
実に恥ずかしいことになりましたが、見栄っ張りな僕は何ごともなかったかのような顔をして床に落ちたものをかき集めました。
結果的には普通のハンバーガーと同じものになりました。


今度、孫にハンバーガーの食べ方を素直に教わろうと思います。