「袖ヶ浦公園のちっちゃな秋5」

















今の季節、あちこちの中学校で運動会をやっています。
一昨日の土曜日、近くの中学校で運動会をやるから中学生はそのつもりで、そして父兄の方々は自分たちが食べる昼食を用意して集まって下さい、というような花火が午前六時にドーン・ドーンとなりました。
いつものは太陽が出てくる少し前に起床するのですが、その日に限ってゆっくり寝ていて花火の音に「スワっ、何が起きた」とびっくりし、「中学校で運動会があるんだ」と寝ぼけ頭が思うまで数分時間がかかりました。


五連発の花火がなるのは「お祭り」か「運動会」です。この花火、関係のない人まで起こしてしまいました。
何とかならないものでしょうかねぇ。たとえば昔の通信手段で「ノロシ」がありました。これを使ってもらえないでしょうか。
事前にこの中学校に通っている中学生と、関係する父兄に「運動会をやる場合は午前六時にノロシを二回あげます。雨のため中止する場合はノロシをあげることができませんので午前に六時にノロシが上がっていない場合は運動会は中止です。万が一、雨でも中学校から煙が上がっている場合は、学校が火事ですからすぐ消防署に連絡をしてください」と言っておけば関係ない人には迷惑をかけないで済むと思うのですが。
そして注意書として「隣近所に高い建物がありノロシを見ることが出来ない場合は、午前五時五十五分ころご自宅の屋根に上り中学校の方をご覧ください。屋根の昇り降りで怪我をされた場合、当中学校は責任を負いかねますのでくれぐれもご注意ください」としておけば親切だと思います。


近くの中学校の運動会も無事終わった土曜日の夜。
隣の町に住む娘から電話がかかってきました。
「明日の日曜日、息子の運動会があるんだけど見に来る?」って。
中学校に通っている孫の運動会です。すぐさま「行くよ」と返事しました。
そして娘曰く
「孫の顔を見ても名前を呼ぶことは決してしないでほしい」とのこと。それから「安易に息子に近づかないこと」と注意を受けました。
「なんで」と言いましたら
「運動会を見に来ることは構わないけど、名前を呼ばれると友達の手前恥ずかしいから絶対止めてくれと息子が言っている」とのこと。孫は大人になったんだ。
まだ、ちいちゃなころは名前を呼んで抱っこすれば喜んでいた孫です。そうか、孫は大人になったんだ。
運動会で孫を見ました。孫もチラチラとこちらを見ていました。うれしかったのかそれとも名前を呼ばれるかとヒヤヒヤしていたかは分りません。各部対抗リレー、そして色別対抗リレーに出場してトップでバトンを次の走者に渡しました。
孫は恥ずかしいと思う年代になったんです。大人になったのです。ちょっとさびしいけど。


ノロシ」の件ね。ありゃあまりにも時代遅れ、撤回します。やはり「花火」がいいです。花火の音を聞くとなんだか嬉しくなります。そして自分の小さい頃を思いだします。花火が鳴るのはこれから良いことをしますから皆さん集まってくださいというお知らせです。そのうちインターネットを利用することになるかも知れませんがね。