袖ヶ浦公園 自然観察(昆虫編)

高速道路では大渋滞が始まっています。お盆をふるさとで過ごす人たちの帰省ラッシュのピークです。今年は行動制限がない夏となりましたので3年ぶりのお盆ラッシュです。

 

 相変わらず高齢者の外出自粛要請が続いています。

そんな中、遠慮しながら公園を歩いてきました。

ちびっ子たちの夏休み。夏休みといえば宿題。宿題といえば自然観察。

  

小学校を卒業してから何十年たつか計算するのが面倒になってきた我が老生。宿題はとっくになくなっていますが、それでもちびっ子たちに負けないようにいつも歩いている公園で自然観察をしてきました。

袖ヶ浦公園自然観察(昆虫編)

1.セミ

     

元気よく鳴くセミの声が聞こえると、夏が来たと感じますね。

セミの雄が鳴くのは、けっこん相手として雌を呼びよせるためで、口から声を出しているわけではなく、腹で音を出しています。

あちこちでうるさく鳴いているセミの鳴き声に雌は将来の旦那さんの声を聴き分けられるのでしょうか。

セミの幼虫の期間は、数年~7年くらい。長い場合は10年以上も幼虫のまま土の中で過ごすこともあると言われています。大きな声で鳴くのに、その期間はわずか1週間だけ。

長い場合は10年以上も幼虫のまま土の中で過ごすこともあると言われています。

1-1 羽化(穴は幼虫がでてきた穴)

1-2(もうすぐ旅立ち)

 

引き続きご覧ください。昨年の8月11日のブログ。「セミの羽化」です。

h-kawa0619.hatenablog.com

 

1-3ニイニイゼミ

幹と同色。見わけられますか。灰色の木に生息することが多く、透明の羽に黒や茶色の褐色が混ざっている小型のセミです。公園で一番早く鳴き始めます。

1-4ミンミンゼミ

黒地に緑色の斑紋があるセミで、その名の通りミーン、ミンミンミーと鳴きます。
アブラゼミに似ています。

1-5アブラゼミ

あちこちで鳴いて、ジッジツと鳴き始め、ジージーとうるさく鳴きます。電信柱や人家の壁。植木などにとまって鳴くおなじみのセミです。公園で一番賑やかなセミです。

1-6 その他 

ツクツクボウシ・ヒグラシ・クマゼミなどが鳴いていますが、お声はすれどもお姿をみたことがありません。そのうちぜひお会いしたいものです。

 

2.カタツムリ

タツムリは晴れているときなかなか見ることができません。曇りや雨の時は元気よくはい回ります。

 

3.カマキリ

胸の前でかまをそろえる姿が可愛く、祈りを連想させます。「オガミムシ」と言われています。肉食で、コオロギ、蝶々、バッタなどの昆虫を食べます。

 

4.カブトムシ

ペットとして男の子の間では大人気。雄は角を使って戦うので格好よく見えるのかもしれません。成虫はクヌギ、コナラ、クリ、イチョウなどの樹液を吸うので、夜間や早朝にクヌギなどの木を見て回ると会えるかもしれません。

 

5.ノシメトンボ

いたるところでみることができる大型のトンボ。羽の先端が褐色で、腹部は成熟すると黒っぽい赤になるのが特徴です。

以上です。

その他、昆虫はまだまだたくさんいます。

昆虫を捕まえるときは手袋などを着用し素手では絶対取らないようにしてください。寄生虫がついているかもしれません。