今年はきれいに咲きました

今日の天気 晴れ


春爛漫。寒い、寒いと言っていたのに、今日はなんと5月下旬並の暖かな天候で、つい「暑いなぁ」と言ってしまいました。何十年も日本の春夏秋冬を生き抜いてきたのに、季節が急に変わることに驚いていては今まで生きてきたのは何だったのかと自問自答しています。


カルガモ等の渡り鳥はとっくにどこかの国に飛んで行ってしまいました。こんなに暖かくなったのだから、渡り鳥は全部いなくなってしまったのかと思いましたら、未だ長居をしている鳥がいました。例の「菜の花ワルサーズ」というグループを組んでいる「オオバン」という鳥です。この鳥は朝早くから日が陰るまでセッセとエサをついばんでいます。
(朝から夕方まで、このオオバンをジッと見ていたわけではありません。朝早く公園に行った時、エサをついばんでいるのを見ました。また、朝方用事があって公園に行けない時は夕方に行きます。その時もエサをついばんでいました。ですから、多分、朝から夕方まで絶え間なくエサをついばんでいるんじゃないかと思っているのです)
冬の間、多い時は10羽ほどいたのですが、今は5羽ほどになっています。


オオバンは秋に飛来してきますが、この時期、ナノハナの芽がでてくる時です。ナノハナの柔らかい芽はオオバンの好物のようで、やっと生えてきた芽を食べ尽くしてしまうのです。これを黙って見過ごすわけには行きません。今年はナノハナ畑の周りを網で囲んでしまいました。[ご参考 id:h-kawa0619:20120204(知恵比べ)]


その結果、どうなったかって。
今年、ナノハナはきれいに咲きました。ナノハナ畑を「コ」の字型で網で囲みましたが、一方が開いているうえに、上部は網がかかっていませんのでオオバンは飛んで行くことが出来るのです。このオオバン、どうも研究心の足りない鳥のようです。それに自分は鳥で飛べるんだという認識がないようです。今も朝から夕方までセッセとエサを食べているので余りにも太り過ぎて本当に飛べなくなるんじゃないかと心配しています。